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別府大分毎日マラソン2023 招待選手発表!注目選手紹介!

別府大分毎日マラソン、別大(べつだい)マラソンと略されるこの大会、招待選手が発表されました。

前回大会はマラソン初挑戦の西山雄介(トヨタ自動車)選手が大会史上初の2時間7分47秒で優勝しており、別大マラソンで大会史上初めて2時間7分台を記録しました。

上位6名がMGC出場権を獲得した大会であり、2023年も好記録が期待されます。

今回の招待選手は、海外招待選手が3名、国内招待選手が8名となっております。

コロナの影響で、2020年以来の海外招待選手の参加となり、昨年を超える記録が期待できます。

目次

別府大分毎日マラソン2023

海外招待選手

ハムザ・サハリ

年齢29
身長/体重168cm/60kg
国籍モロッコ
自己記録2:07:15
主な戦績2022年 世界陸上 8位
2020年 別大マラソン 1位

2020年の別大マラソン優勝という実績があります。

世界陸上8位入賞しており、実力は十分。

今大会も優勝&大会記録を公言しており、優勝候補の一人といえるでしょう!

イブラヒム・ハッサン

年齢26
身長/体重166cm/53kg
国籍ジブジ
自己記録2:07:38
主な戦績2022年オレゴン
世界陸上男子マラソン出場

今大会は優勝と自己記録の更新を目標とされています。

世界陸上オレゴン大会では途中棄権となっているので、今回の別大で結果を残してほしいところです。

ダニエル・キプチュンバ

年齢25
身長/体重170cm/58kg
国籍ケニア
自己記録2:07:46
主な戦績コシツェ平和マラソン5位

フルマラソンのタイムは二人に劣りますが、ハーフマラソンでは、59:16というタイムを持っています。

これは、日本記録の1:00:00よりも早いタイムであり、フルマラソンの記録はまだまだこれから伸びることが期待される選手です。

国内招待選手

小椋 裕介

年齢29
身長/体重173cm/60kg
所属ヤクルト
自己記録2:06:51
主な戦績びわ湖毎日マラソン5位

日本歴代9位のタイムを持っており、今大会参加者で一番の持ちタイムを持っています。

また、ハーフマラソンの日本記録保持者でもあります。

今大会はMGC出場権獲得を目標としているようです。

体調次第ではありますが、MGC出場権獲得確率は非常に高い選手だと思います。

木村 慎

年齢28
身長/体重172cm/53kg
所属HONDA
自己記録2:07:20
主な戦績東京マラソン11位

東京マラソン以来のフルマラソン参加となります。

ニューイヤー駅伝2023で最終区間を走り、区間2位となっています。

木村選手は、安定感のある印象があるので、先頭集団についていくことができれば、面白い戦いをしてくれると思います。

聞谷 賢人

年齢28
身長/体重181cm/62kg
所属トヨタ紡織
自己記録2:07:26
主な戦績びわ湖毎日マラソン9位

去年のびわ湖毎日マラソンが初マラソンとなっており、まだまだフルマラソンの経験の浅い選手です。

181cmと長身の選手のため、ダイナミックな走りで、MGC出場権の獲得を期待したいと思います。

杉本 一樹

年齢30
身長/体重171cm/57kg
所属住友電工
自己記録2:07:36
主な戦績びわ湖毎日マラソン11位

30歳となり、マラソン選手としては一番脂ののった年齢といえると思います。

住友電工という実業団はトラックに強い選手が多いので、そこで培ったスピードを生かし、スパート勝負には負けない戦い方を期待したいと思います。

市山 翼

年齢26
身長/体重168cm/51kg
所属小森コーポレーション
自己記録2:07:41
主な戦績びわ湖毎日マラソン13位

埼玉医科大学ACを経て、小森コーポレーションで活躍している選手です。

マラソン、ハーフマラソンの大会で上位争いをする戦いが今まではできていないのが現実です。

持ちタイムは悪くないため、上位争いに食い込み、今後の自身に繋げてほしいところです。

丸山 竜也

年齢28
身長/体重164cm/55kg
所属トヨタ自動車
自己記録2:07:50
主な戦績ベルリンマラソン8位

トヨタ自動車所属といえば、服部勇馬選手が東京オリンピックで日本代表として出場しています。

同じチームメイトに代表がいるということは非常に心強く、レベルの高い練習ができると思います。

勢いに乗ってMGC出場権獲得を期待しています。

大津 顕杜

年齢31
身長/体重164cm/52kg
所属トヨタ自動車九州
自己記録2:08:50
主な戦績びわ湖毎日マラソン22位

ベテランの域に入ってきており、今回のMGC出場にかける思いは誰よりも強いものがあるのではないかと思っています。

過去の駅伝の結果は安定的な記録を残していますが、マラソンの結果は本人の納得いくものとはなっていないでしょう。

先頭集団にどこまでついていけるかがカギとなるので注目してみてみましょう!

作田 直也

年齢28
身長/体重173cm/53kg
所属JR東日本
自己記録2:08:21
主な戦績福岡国際マラソン選手権大会 5位

ニューイヤー駅伝でエース区間である4区を走っています。

区間順位は14位となっていますが、長い距離への適正はあると思います。

自己記録&MGC出場権の獲得を期待したいです。

その他注目参加選手

社会人

二岡 康平(中電工)

2019年ドーハ世界陸上日本代表として出場しましたが、37位と納得のいく結果とはなりませんでした。

MGC出場権を獲得し、次回のパリオリンピックへの意欲も高いはずです!

また、ニューイヤー駅伝でも5区で区間4位、チームも初の8位入賞と乗りののっています!

市田 孝(旭化成)

学生時代から市田兄弟として活躍してきましたが、マラソンでの実績はいまひとつといったところでしょう。

マラソンを走った経験は豊富なので、今までの経験を活かし、前半無理せずまずはMGC出場権!

後半まで先頭集団についていくことができれば、上位フィニッシュの可能性もあるでしょう。

村山 紘太(GMOインターネットグループ)

旭化成からGMOインターネットグループへ今シーズン移籍しました。

市田兄弟同様、こちらも村山兄弟で旭化成へ所属していました。

兄の謙太とは違う会社の所属となりましたが、今年のニューイヤー駅伝では1区区間賞を獲得。

もちまえのスピードを生かした最後のスパートはさすがとしか言いようがありませんでした。

今回が初マラソンとなるので実力は未知数ですが、10000Mの日本記録を保持していたこともあり、潜在能力は高く、期待したいところです。

大学生

横田 俊吾(青山学院大学)

4年生にして初めての箱根駅伝を走りました。

なかなか出場機会に恵まれない苦労人です。

大学最後の大会にマラソンを選んだということは、今後マラソンで代表になることを視野に入れているのだと思います。

横卓球といわれる独特なフォームに注目です。

ルカ・ムセンビ(東京国際大学)

北海道マラソンで優勝しているため、実績はあります。

同年代にイエゴン・ヴィンセントという最強留学生が存在していたため、箱根駅伝には1度も出場することができませんでした。

箱根駅伝の2倍の距離となるフルマラソンで成果を出すことにより、今後の陸上人生に活路を見出してもらいたいと思っています。

西澤 侑真(順天堂大学)

順天堂大学のキャプテンを務めていた西澤選手。

箱根駅伝では10区区間賞と、しっかりピークを箱根に合わせてきていました。

順天堂大学といえば、3000SCの三浦選手がいます。

トラック、ロードとマルチに活躍できる三浦選手と練習をこなしていたことでしょう。

外さない走りで、これからのマラソンに向けて、良いスタートを期待したいところです。

大会優勝者予想!

今回の招待選手の力が拮抗しています。どの選手が優勝してもおかしくないと思います。

順当にいけば、小椋選手が優勝候補筆頭でしょう!

しかし!私が優勝予想するのは小椋選手ではありません。

私の予想は村山 紘太選手です!

これは期待も込めての予想です。箱根駅伝を昔から見ている身としては、やはり思い入れのある選手です。

謙太選手が超名門の駒沢大学を選択したのに対して、紘太選手は城西大学を選択しました。

強いチームをさらに強く!中堅チームを強く!

双子の二人にそれぞれの考えがあり、違う大学を選択しています。

そんな村山紘太選手に期待したいと思います。

ラストスパートは超一流なので、スタミナ強化ができていればいい勝負ができると思います。

まとめ

ニューイヤー駅伝、箱根駅伝を終え、1か月が経過しました。

別大マラソンは、歴史のある大会ですが、タイムが出ている大会ではありません

今年も日本記録を狙うペース設定はなく、早くても大会記録を狙う程度のペースとなるでしょう。

逆に言えば、ハイペースとならないため、MGC出場権獲得を狙うランナーにとっては、非常に狙いやすい大会になると思います。

去年も複数人のMGC出場権獲得者が出ました。

今年も複数人のMGC出場権獲得の可能性は十分にあると思います。

また、海外招待選手のレベルもそこまで高くないため、2年連続日本人選手の優勝も可能性が高いと思います。

ハーフマラソン日本記録保持者の小椋選手の所属しているヤクルトには高久選手というマラソン日本歴代7位の選手もいます。

同レベルの選手で質の高い練習を行い、より強い選手となっていることを期待しています。

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