フルマラソンを4時間以内に完走する「サブ4」は、多くのランナーにとって大きな目標です。適切なトレーニングと計画があれば、達成可能な目標です。フルマラソンサブ4達成のためのロードマップを作成しましたので是非参考にしてみてください!
目次
1.目標設定と計画立案
目標の明確化:
- サブ4(4時間以内)という具体的な目標を設定する。
- レースの日程を確認し、トレーニング開始からレースまでの期間を計画する。
計画の立案
- トレーニング期間を12〜16週間に設定する。
- 週5日のトレーニングを基に計画を立てる。
2.ベースビルディングフェーズ(基礎体力作り) – 4〜6週間
週のスケジュール:
- 月曜日: 休養または軽いクロストレーニング(サイクリング、スイミングなど)
- 火曜日: 短いラン(5〜8km、1kmあたり6:00〜6:30)
- 水曜日: インターバルトレーニング(400m×8本、休憩200mジョグ)
- 木曜日: リカバリーラン(軽いジョグ、5〜7km、1kmあたり6:30〜7:00)
- 金曜日: 休養または軽いクロストレーニング
- 土曜日: 長距離走(10〜15km、1kmあたり6:00〜6:30)
- 日曜日: ロングラン(15〜20km、1kmあたり6:30〜7:00)
3.ビルドアップフェーズ(強化トレーニング) – 4〜6週間
週のスケジュール
- 月曜日: 休養または軽いクロストレーニング
- 火曜日: ペース走(8〜10km、1kmあたり5:41)
- 水曜日: インターバルトレーニング(800m×6本、休憩400mジョグ)
- 木曜日: リカバリーラン(6〜8km、1kmあたり6:30〜7:00)
- 金曜日: 休養または軽いクロストレーニング
- 土曜日: 長距離走(15〜20km、1kmあたり6:00〜6:30)
- 日曜日: ロングラン(20〜25km、1kmあたり6:30〜7:00)
4.ピークフェーズ(最終調整) – 2〜4週間
週のスケジュール
- 月曜日: 休養または軽いクロストレーニング
- 火曜日: ペース走(10〜12km、1kmあたり5:41)
- 水曜日: インターバルトレーニング(1km×5本、休憩500mジョグ)
- 木曜日: リカバリーラン(6〜8km、1kmあたり6:30〜7:00)
- 金曜日: 休養または軽いクロストレーニング
- 土曜日: 長距離走(20〜25km、1kmあたり6:00〜6:30)
- 日曜日: ロングラン(25〜30km、1kmあたり6:30〜7:00)
5.テーパリングフェーズ(疲労回復期間) – 2〜3週間
週のスケジュール:
- 練習量を徐々に減らし、身体を休める。
- 長距離走の距離を短くし、強度も軽減する。
- 体調を整え、レース当日にピークパフォーマンスを発揮できるようにする。
6.栄養と休養
栄養
- バランスの取れた食事を心がけ、特に炭水化物、タンパク質、脂質のバランスを意識する。
- レース前の数日はカーボローディングを行い、エネルギーを蓄える。
休養
- 十分な睡眠を確保する。
- トレーニング後はストレッチやマッサージを行い、筋肉の疲労を回復させる。
7.レース当日の戦略
ペース配分
- 初めの10kmは無理をせず、自分のペース(1kmあたり5:41〜5:50)を守る。
- 中盤の20kmは安定したペース(1kmあたり5:41〜5:50)を維持する。
- 最後の10kmは残りのエネルギーを使い切るようにペースアップを図る(1kmあたり5:30〜5:40を目指す)。
補給
- 定期的に水分補給を行い、エネルギージェルやバナナなどを活用する。
8.メンタルの強化
モチベーション
- 自分の目標を常に意識し、ポジティブなイメージを持ち続ける。
- トレーニング中やレース中の困難を乗り越えるための精神的な強さを養う。
まとめ
フルマラソンサブ4を達成するためには、継続的なトレーニングと計画的なアプローチが不可欠です。このロードマップを参考にし、焦らず一歩ずつ進めていきましょう。成功への道のりを楽しんでください!
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